子宮腺筋症治療記録③子宮全摘出の前に知っておきたいこと(摘出がお勧めできない箇所)
子宮における困難症状に気がつきにくい
まず、紹介状を書いてもらうまでに、思ったこと。
婦人科系の疾患の悪化って、ほんと自分では気がつきにくいと思う。
少しずつ悪化してゆく。
あれ?ちょっと痛いな…薬飲んでみようかな?
え?量、多くない?
でもまだ市販薬で乗り切れるな…とか。
月に1度、数日の話だし
過ぎてしまったら忘れてしまうのが人間の性。
わたしの場合、1回の出る感覚でナプキンが持たないほどの量に異常を感じたけれど
婦人科に行ったら、じゃ、そろそろやる?な大きさだったし
治療による副作用が出て、自然療法(漢方内科)へと離れた期間に肥大化してしまった。
大きな支障があるほどの貧血でもなかったしね…
ここは定期健診でわかったので、常疑い、適切な診察をしたほうがいいって話。
まぁ進行性な病気なので、自分は根本治療(子宮摘出)に明るい未来しか感じないのだけど
色んなかたのブログを読み漁って感じたことは、甘い物好きな多いってことかな??
子宮全摘にも摘出対象の選択ができる
子宮全摘に向け、かかりつけかた紹介状を書いてもらいました!
そこで教えてもらったのは… ただ全部とりま~す! じゃダメだっていうこと。
まず子宮の入り口となる箇所(子宮口)は、残す残さない、選べるみたい。
膣の長さに影響してくる話なんだけども、海外の話だと、性交渉への影響もあるのだとか…。
わたしの場合、腺筋症が理由で実施するので、残す選択としました。
デメリットとしては、頸部は残るので、がん検診は生涯、続けることになるってところかな?
どうもこの箇所、子宮を支えている役割もあるので
とってしまったシニアのかたで、周辺部の内蔵が下りてきてしまう原因にもなっているのだとか。
この話を聞いただけで、実績が多いところを選ぶ安心感はあるな~と感じました
(今良くなればいいってことではなく、数年、数十年先の経過はとても大事)!!
ちなみに、子宮口まで摘出するほうが医療機関的には点数が高く、病院へのメリットがあるため
この範囲で実施してしまうことも少ないないのだとか…。
予定されているかたは、ぜひ1度確認を。
あともう1つの選択は‘卵管’。
子宮と卵巣を繋ぐ主な道なのだけど、ここはとることが一般的みたい。
かかりついけ医は、ここが病気になってしまうことが多いから、とってしまうのがいいよとアドバイス。
そのため、わたしは子宮+卵管、入り口は残すという希望をだしました。
オペへ向け、常飲してきたレルミナを休み、リュープリンを注射しました
(毎朝食前30分前に飲む手間を、レルミナとの差分5,000円で買ったようなイメージです)。
効果は約1か月なので、この日を超過した日に、残っているレルミナを飲みたすといった計画(足りない分はオペ先で処方?)。
注射当日は打った腕に若干のだるさがあり、翌日はからだ全体にちょっとした倦怠感を感じました。
ちょうどマッサージの予約をいれていたので、ラッキーでもありました!
さてさて、次回はようやく子宮全摘のオペを行う病院へ向かいます。
普通は憂鬱なのかな?
自分は もう、これで生理に振り回されない! って、楽しみ過ぎる♪
ちょっとおかしいのかもしれませんが、麻酔も好きなんですよね。
あ、眠くなる…え?終わってる!? っていう、不思議な体験が。
あまりにも効かなく辛さを感じる程度はちょっとですが(胃カメラとかね?)
大腸カメラのときも、さほど違和感なく終えることができたのでほんとありがたい。
子宮摘出は個人的に、出産のようなダメージだと思っております。
似て非なる…ということで、実際の結果はまたこちらで追って報告させていただきます。
ファッション、建築(インテリア)業界を経て大手IT会社にて業務系ソフトウェアの企画に携わる。
出産を期に会社を退職し、広告業に転身。
‘目の前に友だちがいる’ことをイメージし、丁寧な取材・調査、執筆を心がける。
胸に響いた言葉は、いちご農家に転身された女性の[努力しないと損!]。
監修:株式会社Crepas
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。