子宮腺筋症治療記録②:投薬を辞め、子宮全摘を決断する
MRIの結果は、エコーから読み取れた情報同様、子宮の後ろ側の壁が厚くなっているということで
子宮腺筋症の疑いと、腰椎症が明らかになりました。
子宮全摘の話が出たものの、薬で抑えられるレベルではあるので(貧血レベルや、他の臓器などへの影響は少ない)
DNG(ディナゲスト)を勧められ、この治療へ移行するためのプレ薬として新薬・レルミナを処方してもらいました。
1週間後に海外へ旅行を予定しており、これをピルで生理を回避しても、生理前の重さが出てしまい、飛行機では血栓してしまう恐れがあるのだとか。
この時点では最適な薬だったかと思います。
ブログでよく見かけたディナゲストの副作用(長い出血など)が気になり聞いたところ
今回処方されたレルミナが1番効果が高く、それ以上の副作用はなさそうとのこと。
今を乗り切れば大丈夫ではないかと…。
実際、服用6日後から不正出血がはじまり、8日にはレバー状の出血、生理2日目ぐらいの量になるも徐々の低下。
不正出血前にはのぼせを感じ、はじまってからの頭痛、イライラ、吐き気を感じたため
漢方・加味逍遙散を処方されました。
生理痛に似た痛みもあったため、痛み止めを胃薬をいっしょに処方(頭痛対策としても)。
しかしその後も若干の出血に合わせ、無色のおりものっぽいものが毎日あるものだから
おりものシートは手放せていません。
大事な予定がある日には、頭痛薬と胃薬も予防的に飲んでいました。
今思えば…
通っているクリニックでは、この、治療しかできない。
段階を踏むってことは大切だけど、正しい順番だけども
最初、先生がこぼした「ずっと薬飲むのもね…」はしっかりと覚えているもんだからちょっと違和感。
わたしの場合、薬を飲み続けることに抵抗があります。
父が心筋梗塞で20年以上飲み続けていた薬の影響で封入体筋炎という難病を患っていたから…。
物理的に子宮をとってしまうデメリットは0ではない。
しかし、この薬を飲み続けると骨がもろくなってしまうことだってありうる。
10年、なにが起こるかわからないなら、根本治療をしたいと思ったんです。
まずなにを優先するか。
不調なく、普通の生活がしたい。
生理期間を予定し、なにも予定がたてられない、変更することをしたくない。
これに尽きました。
子宮を摘出した影響も、もちろんゼロではないかと思います。
しかし自分はこれまで、生理にふりまわされ、全摘されたかたの‘快適!’に惹かれまくっています。
これから閉経まで10年、薬を飲み続けるなんて考えられないし
薬との相性が悪いのか、頭痛だって感じている。
ちょっと老け感出ても(医学的には卵巣残すから影響はないとされている)自分らしく元気でありたいのです。
とってしまったらスッキリ!美容整形のような感覚だとカータンさんも言っている。
ここは迷わず、とってしまおう!
これまでだって、ずっとそうしてきた(20代後半の歯の矯正だって、結局抜かずに済んだ!)!
レルミナの処方間隔に合わせ、2週間後に診察を予約。
そのときに紹介状を合わせて書いてもらうこととなりました。
自宅近辺で1番実績のある病院を…という前提でお願いし、次回はこの紹介状をもってオペする病院へ向かいます。
ファッション、建築(インテリア)業界を経て大手IT会社にて業務系ソフトウェアの企画に携わる。
出産を期に会社を退職し、広告業に転身。
‘目の前に友だちがいる’ことをイメージし、丁寧な取材・調査、執筆を心がける。
胸に響いた言葉は、いちご農家に転身された女性の[努力しないと損!]。
監修:株式会社Crepas
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。