【腹腔鏡・子宮全摘手術】手術翌日(1日目)
歩くこと自体ではなく、からだを起き上がらせられるかがポイント!
夜間はこまめに起こされたけれど
(夜勤中の看護師さんはほんっと元気で励まされる!)
なにかしているわけではないし、2、3時間まとめて眠れていたので
よく眠れた感じはしないものの、まったくやすめなかったわけではないといった感じ。
朝の回診では点滴と尿量、腸の動きをチェック。
わたしの場合、尿の量は平均以下だったけれども
腸の活動は(反応からすると)きっと人一倍。
だって最初は聴診器あててたのに、2回目から面倒なのか
手とか耳で「問題ないですね~」だったもの。
そのおかげか、起き上がりに苦労はあるものの
朝食は半分以上をおいしくいただけました♪
今日は歩行訓練があるので、朝食後に事前に座薬を投入。
人生3回目ぐらい。
やっぱり恥ずかしい…。
口からの投薬でも、痛み止めと胃薬をあわせて服用しました。
しかしやっぱり歩けない…
無理する必要はないという話だけども
「歩行棒付きの点滴は貴重で…」なんて言われると義務感、わくよね?
(今思えば、これ作戦??)
これ、歩けてるの?って感じなのに
自力?で移動できているところはクリアできたもので
晴れて尿管と点滴におさらばしました!!
※痛みの再発に備え点滴の根本は残しましたが、使うことなく退院時に外しました
からだ全体は、前かがみ。
そろ~り、そろ~り、一歩を2秒かけて、2、3歩で休みをはさむ。
歩くこと自体不審でしかなく、いくら院内でも、ちょっとどうかな?って思ってしまうほど
普通からすると…歩けてはいない(笑)
手術後の観察の1つ・尿量 しっかり出れば退院ですよ!
しかし尿管、外した姿勢は座った状態だったので
座薬に続き、かなり恥ずかしかったですね。
女性とはいえ、覗き込まれるシーンは、後にも先にもないのでは?と思いました。
出産後のトイレ(小)は苦労した記憶がありますが
今回はなんなく終えました。
尿管にはさほど衝撃、かかってなかったということなんでしょうね。
あ、でも、この状態を報告したら「ほんとですか!?残尿感もなし??」と疑われたので
一般的にはなんらかの影響が生じるのかもしれません。
ここでお腹の痛みを観察…。
わたしの場合、以下のようにお腹を4箇所あけておりますが…
①右脇腹…術後からまったく痛みがなく、切ったの?というぐらい痛みを感じない箇所
②へそ…術後は血が溜まっていたが、形状的に後々、つっぱるような違和感が増した箇所
③右脇腹/上…下と比べ小さいので、よくわからない箇所
④右脇腹/下…術後1番痛みを感じた(強い強打で痣のような痛み)、1番切った箇所
とにかく右脇腹が痛い。
刃物でさされると本当に痛いんだと、ドラマとかみても実感できるようになったほど
これまで感じたことのない痛み。
ここで体を軽く拭いてもらい(温めた使い捨てのコットンペーパー)
着圧ソックスとT字帯ともおさらばし
着替えをしたら、ちょっとスッキリしたけれど
着替えをする度に、この緊張感続くのは厳しいとも、怖く感じてしまったり。
ちなみに外したT字帯にはね、若干の‘血’がありました。
子宮を切り離した際、出血したものだと。
術後~翌日、少量ナプキン1枚で済む程度なので全く問題ない程度ですが
出血量が多い場合、感染している可能性などもあるので
高熱と合わせて観察が必要な症状らしいです。
尿管が外れた。 ということで
必然的に、自力でトイレに行かなくてはいけないということでして。
がんばっていったわけですよ。
人に頼らず。
したならば「呼んでっていったじゃないですか~量ね、尿量知りたいんですよ」
と怒られました。
ぅーん、わたし、気を遣いすぎ?
入院中の甘え方が、イマイチずれてしまっている気が毎回する。
午後のお見舞い時間に夫が参上し、たわいもない会話をして頂く。
そこに主治医が加わり「右脇腹が痛いんです~」って伝えると
「一番深く切りましたからね」と、確信的な回答。
痣のような感覚だけれども、もしや、リアルに痣ができとるんですか?
と思った瞬間。
トイレにはわたしの名前入りのメーカーが置かれ
毎回便座に座りながら、測量をする。
痛みでスムーズにできないけれど、こういうのもリハビリの1つだと信じ
コツコツ退院まで図るけど、決まって250ml
(なもんで、後半は暗黙の了解で図らず、250の数字を記入)。
術前はだいぶ、膀胱押してしまっていたらナー。
だいぶ貯められるようになったといった感じ。
バイバイ、頻尿!!
そして…翌日、ほどなく幕を下りました
(昼、夜も完食!おいしい…と思ったフライを同室のおばあちゃんが絶賛していた心あったまるエピソードあり)。
ファッション、建築(インテリア)業界を経て大手IT会社にて業務系ソフトウェアの企画に携わる。
出産を期に会社を退職し、広告業に転身。
‘目の前に友だちがいる’ことをイメージし、丁寧な取材・調査、執筆を心がける。
胸に響いた言葉は、いちご農家に転身された女性の[努力しないと損!]。
監修:株式会社Crepas
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。